2010年10月19日火曜日

街頭募金の意義

先日、twitterで

「街頭募金をするくらいなら、その時間をバイトに当ててそのお金を寄付したらいい」

という意見が出ましたので、それに対する自分なりの考えです。


【結論】
街頭募金は、団体においては広報活動として、個人においては寄付活動として、プロジェクトにおいては広報&寄付活動としての位置づけが強いのではないと予測。そして、各々意味があり、目に見える効果を期待できるので、非効率的とは一概に言えない。


なぜ、ボランティアが集まるかというと、こう書くといやらしいですが、モノに満ち溢れた現在、「社会に貢献したい!」という欲求は確実に存在しているように思えます。なので、街頭募金はその欲求を満たすのに適しているともいえます。

なぜなら、参加の障壁は低く簡単に参加できますし、
募金の呼びかけで、冷たいことを言われたり、褒められたり様々な現実に直面します。
その困難さ?が、成長機会や刺激となると考えているからです。





いよいよ本題です。


第一にこの意見(街頭募金するなら、バイトしろ!)
「街頭募金は効率が悪い。」ということを前提にしています。

そこでググって、どの程度の効果があるのかを検証してみました。


日時                  場所           人数        額


1.7月30日 11時から2時間   山口県八丁堀交差点   中学生10人くらい   72589円
→中学校の生徒会としての活動で、山口県の大雨による被害に対する寄付あつめ。
         
2.8月30日           愛知県金山駅      16人      112495円(1万円札7枚)
→台湾台風8号への寄付。ネットでの書き込みも実施。

3.フローレンスの街頭募金
新宿駅西口  人数は不明

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【日付】5/21(金)
【時間】10:30~12:30
【ビラ】250枚
【金額】5066円
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【日付】5/18(火)
【時間】10:30~12:30
【ビラ】150枚
【金額】8464円
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【日付】5/14(金)
【時間】10:30~12:30
【ビラ】150枚
【金額】15820円
駒崎のブログにこの日について書いてあります。
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【日付】5/10(火)
【時間】11:00~12:15
【ビラ】200枚
【金額】8117円
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http://florence.seesaa.net/article/151151488.html


   日時              場所           人数        額

4.3月11日(土)          静岡市葵区青葉公園     15人      123107円
→病気の子供のため

5.8月28(土)~29(日)      新上五島町総合福祉センター 235人     1022465円
                  地域福祉センターしおさい
                  地域福祉センターふれあい

6.

2009年12月12日 土曜日
下記の場所で街頭募金活動を行いました。
神奈川県・JR桜木町駅前広場 11:00~14:00

募金総額:116,028円
兵庫県・JR三ノ宮駅付近・神戸交通センタービル前 11:00~14:00

募金総額:58,449円
ご協力ありがとうございました。
2009年12月5日 土曜日
下記の場所で街頭募金活動を行いました。
神奈川県・JR桜木町駅前広場 10:30~14:00

募金総額:130,900円
ご協力ありがとうございました。
2009年11月28日 土曜日
下記の場所で街頭募金活動を行いました。
神奈川県・JR桜木町駅前広場 11:00~14:00

募金総額:121,198円

人数は2人(多分)
→心臓移植のため

7.

平成21年10月18日(日)

小倉駅前にて街頭募金活動を行いました。 (募金額 26,631円)

エルガーラパサージュ広場にて街頭募金活動を行いました。 (募金額 131,748円)

天神NTTビル前にて街頭募金活動を行いました。 (募金額 86,672円)

天神LOFT店前にて街頭募金活動を行いました。 (募金額 94,384円)

地元飯塚市 飯塚コスモスコモンにて「健康・福祉のつどい2009」のイベントが開催され

そちらの会場内にて街頭募金活動を行いました。 (募金額 102,897円)

人数:8人くらい
→心臓移植


8.学生団体CREDO

日時:6月12日(土) 13:20~15:15

場所:三宮 マルイ前

参加者: 犬塚 柴田 堀尾

募金額: 6694円


などなど、沢山ネットに事例は落ちていました。
(他にも色々みましたー!)


結果、、、

目的:心臓移植、国際支援、被災地支援が多い。
傾向:人数は、少数(3人程度)か複数(12~15人程度)かのケースが多い。


金額:平均 72333円       (計50ケース)
一人あたり: 7233 円   (10人で仮定)    
一時間あたり:1808 円    (4時間で仮定)
※100万円を超えるものは計算にいれませんでした。
 上記以外にも、30ケースくらいを計算にいれています。


【結論】
街頭募金=効率が悪い
とは一概には言えないですねー。
これで週5×8時間にすれば、月収289,280円になりますし。

大人だけでなく、学生も参加するケースが多いので、結論的には非効率とは言えないということになるんでしょうか。

時給1900円以上あるひとは、バイトや仕事⇒寄付という形が望ましいですね。

街頭募金が平均20~40件/日で行われている

100万規模のが月2~6件/月

1000万規模 月1~3/月

プロジェクトベースで6~15件/年(数億円レベル)

=40~90億円/年といったところでしょうか。

寄付の全体額は8000億(NPO白書かなんか)くらいだったはず。
そうみたら、小さいですねー。



【広報的価値はどうか】
街頭募金・・・赤い羽根募金、地震、子どものため・・・
と思いつきますが、広報的な側面は期待できるのではないんでしょうか。

確かに、視覚的には印象に残る(気がします)。
こういう問題があるんだ、とかハッとさせる啓発的効果もあるのではないでしょうか。

効果測定は出来ませんが、
・実際に市民の目に写る事で、問題意識化できる、団体名を広められる、何かのきっかけになる(マスコミとか)の効果は期待できる。ということは言えますね。

特に、小さい団体が地域密着で活動していくため、人の感情が動きやすいものは効果が高いと思います。



次の意見として、
「インチキであるかもしれない」ということ。
この実態に関しては、正式なデータはなかったので、考察にしかすぎませんが・・・。

・募金詐欺

はあるようです。
しかも多数。

ケースとしては、
・子どもが移植を海外でしなければ、死ぬ
・海外の地震被災地支援
・途上国支援
形は様々ですが・・・結構な数あるようです。


下記、2つのブログが参考になったので、読んでみてください。
街頭募金の功罪
死ぬ死ぬ詐欺



この街頭募金詐欺を防ぐには、例えばHPを予めもっていて、詳細はそこに記載しています。
などのアカウンタビリティを果たし、収支報告をきちんとするということでしょう。

寄付文化の創造は根本的な問題であり、それに対峙するこの詐欺問題には業界の共通取りきめなども必要になってくるかもしれませんね。




【結論】
街頭募金は、団体においては広報活動として、個人においては寄付活動として、プロジェクトにおいては広報&寄付活動としての位置づけが強いのではないと予測。そして、各々意味があり、目に見える効果を期待できるので、非効率的とは一概に言えない。


なぜ、ボランティアが集まるかというと、こう書くといやらしいですが、モノに満ち溢れた現在、「社会に貢献したい!」という欲求は確実に存在しているように思えます。なので、街頭募金はその欲求を満たすのに適しているともいえます。

なぜなら、参加の障壁は低く簡単に参加できますし、
募金の呼びかけで、冷たいことを言われたり、褒められたり様々な現実に直面します。
その困難さ?が、成長機会や刺激となると考えているからです。





最後の欲求の話はまた別の機会に説明していきたいと思います。


とりあえず、街頭募金は信頼できそうなものには、10円でも寄付をしてあげてください。
そうすれば、もっと効率(言葉が悪いな・・・)が向上し、社会問題、個人問題が解決される手法に近づいていきますので。。。

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