2011年3月22日火曜日

今、一度「国際協力」を問う

「国際協力」とは「政府間、他国間、あるいは民間で行われる、国境を超えた援助・協力活動のこと」(wikipedia参照)らしい。。。


何故か、大学1年でこの領域に関わることになって、2年半。
新学年を迎え、またビジネスとの両立を試みるという新しいフェーズに入る前に思考を整理させて置きたい。

また、東北関東大震災によって亡くなった方々に深く哀悼の意を捧げます。被災された方々、深い悲しみと共に祈りを捧げております。一方で私は再建出来ることも確信しております。



結論を先に述べると、現状の学生が行う「国際協力」とは、正直に一番の矛先は自分である。
それはそれで良いのだと思う。
ただ、そのフェーズから脱する機にある。
今後は「現地の視点」をより加味した仕組みがより求められていくだろう。
それは、支援に限らず、人と人が触れ合うといったレベルまでだ。
人と人がつながり、友達となり、困っているから助け合う。
それが僕の考える国際協力の概念だ。



■なぜ、「国際協力」に関わることになったか■


結論的には、僕はもともと「国際協力」に興味を持っていた訳ではなかった。
意外に思う方もいるかもしれないが、お会いして話せば何となく分かると思う。

入学して早々、AIESEC(アイセック)という団体に所属することとなった。
アイセックは海外インターンシップの斡旋を実施している団体で、世界約100カ国の国と地域で活動を学生が主体となって行う大規模な非営利団体ある。その学生のグローバルネットワークは5万人にも及ぶ。
「世界最大のNGO」と称されるBRACの職員は10万人だから、その半分だ。しかも、ほとんどが学生によるボランティアで実施されている、非常に大きな組織である。

と、いう素晴らしい団体を僅か1、2ヶ月ほどで辞めてしまったw
理由は、とにかくゼロイチ(新しく何かを作る)ことをしたかったのだ。
それには完成された組織で何かをやることは性に合わなかったらしい。
この件では多くの方々に迷惑をかけたが、最初に選んだ学生団体がここで良かった。
営業におけるマナー、電話の掛け方などを教えて頂いた。



時は流れて、恐らく大学1年の夏が過ぎた頃、、、
「何かしたい」その想いだけを募らせて、ムシャクシャしていた。
そこで、(勝手に名前を出すと怒られそうなので、匿名で)早稲田大学の学生に出逢った。
彼は非常にスマートで、彼特有の思想、また滲み出るオーラを持っていたw
「出来る。」と、一瞬で思わせるには十分なほどに。

そして、彼に「面白い話があるのだけど、一緒にやらないか?」と言われて、
始めたのが「うのあんいっち」である。
うのあんいっち

うのあんいっちの元々のモデルは、
「世界中の子どもたちが撮った写真を写真集やイベントなどと組み合わせ販売。そこで得た利益を子どもたちに還元していくことで持続可能な仕組み」を目指したものであった。

うのあんいっちはそれから何度も解散の危機に見舞われて何とか現在がある。


つまり、僕が「国際協力」を始めたキッカケは偶発的だった。

「ボランティア」や「貧困問題」に興味を持っていたわけでは断じてない。
ただ、「平和」という概念、また「ビジネス」には関心を有していたのである。




■「国際協力」が何で流行をみせるか?

ここで、国際協力に携っている学生の皆様に疑問を投げかけたい。

「国際協力の何に惹かれ、何を愛して、何で時間を投じているのか?」


(決して批判ではないです。事実に忠実に書いています。)

僕の考えは、
重要なキーワードは「役割」、「つながり」、「実感」だ。

国際協力や地域活性化といった、「確かなニーズ」が顕著に見える事象は、「僕らが出来ること」が確かに存在しうる。(出来る事が本当に効果的かの判断は置いておく)
僕らが第一に求めていることは「役割」なのではないだろうか。
バブル崩壊、ゆとり、天災と負のレッテルに象徴されるような我々の世代は一端でも役割を探しているんではないだろうか。

問題(現地)、仲立ち(我々)、問題解決(NGO)といった「つながり」を演出する「役割」を活動を確かに担う事が出来る。

この「役割」や「つながり」は多くの「実感」に起因する。
例えば、何か問題が起きて、失敗するだろう。
またその問題を仲間と乗り越えて、「友達」や「経験」を得るだろう。

「ケンカをするな」とだけ言われて来た僕らが、同じ目的を前に主義主張を議論や口論を交えながら初めて意味のある「喧嘩」をするのである。意味のある「喧嘩」とはコミュニケーションの域から逸脱はしておらず、友情を培い、貴重な経験となって自分に還元されるものだったのだ。

そして、また「運動会や成績の順位を隠す」ことで隠されて来た闘争心が、「何としてでも問題をクリアしてやる」という目標に対する絶対的な想いのもとにベールを脱がされるのだ。そこで内から発するエネルギーに僕らは驚嘆とするのである。

「これが生か、ならばもう一度!」(ニーチェ 『ツァラトゥストラ』)
この言葉が一番合うだろう。
僕らは「生」を初めて絶対的肯定するのだ。

私たちは、成熟した日本で生まれ、今後担うべき「役割」は曖昧とされている。そして、今まで「生と死」を「実感」出来る「つながり」がなかったのだ。「国際協力」での活動はその全てを補填しているのであろう。

私たちは「個」として、「社会」との関係性を無味無臭の壁によって隔たれているようだったのだ。「生」の経験を通して、初めて「無味無臭」は「生」ではなく「死」と同義だと感じるのだ。


■今後のあるべき「国際協力」とは?

(ここは自分も考え中なので、かなり雑です。。。)

前述した、「役割」、「つながり」、「実感」といったキーワードは「現地側の視点」を忘れている。今後は「現地側の視点」を盛り込んだ形にしていくべきだと考えている。

現地の人々は物資よりも、教育を求めているかもしれない。
はたまた、良い友達としての交流を求めているかもしれない。

結局は、「つながりを沢山、友達沢山作ること」なのかもしれない。
(雑w)
その上で困っていることを共有すればいいだけなのかもしれない。
日本の若者は実感に困っていて、他の国では食べ物に困っている。
それを交換するという考え方だろうか。。。


とにかく、「現地側の視点」を一層加味するのは、「私たちの意識や活動」だけではない。
もっと大きな「仕組み」だ。

困っていることを共有し、話し合い、解決方法が整理されているようなプラットフォームを作るべきだと考えている。

まずは、活動の「情報」が集約される仕組みが第一に必要だと考えている。

例えば、現地に学校を建てることを援助する団体がある。
そこの生徒数は何人で、先生は何人。教科書はどれを使っている。
ただ、○○が足りない。
その地域の識字率は○%向上した。

また、現地の人との信頼関係の築き方でもいいだろう。

そういったサンプルとして集めるべき情報を書き出し、集約する。
集約さえすれば、比較検討の上に、横展開が出来る。
ケースを沢山生み出すのだ。
現地のNGOも情報を利用してくれれば最高なのだが、人が少なくサンプルを集めたり、開示する手間がない団体も多い。

そして、それを自分たちの活動の参考にすればいい。

とにかく、各々の活動がデータとしての価値を生み、情報に転換できる仕組みがまずは必要だと考えている。

その上で、現地の人も直に発信/コミュニケーションできる仕組みをつくるのだ。

(ちょっとまだ考えが詰め切れていないので、意見が欲しい・・・)



■そのために僕がしていくこと


「あるべき姿」のために、この夏に向けて、動き出している。
プロジェクト名を「sharepieace」と名付けています。
(詳細は今度また掲載します。)

「国際協力」だけなく、「国内協力?」も含めて。
数十団体と協力して、現地に赴いて頂く事でデータを集めていきたい。
しかもビジネスとして。


うまくいくかはもちろん分からない。。。

ただ、僕は「国際協力」に、力と時間を注ぐみんなが好きである。
それに対して批判的な目が存在することが悲しい。
その一切の批判を許さない仕組み作りすることをを許して、協力して頂ければ嬉しい。

全てがwinの仕組みを構築出来て、かつビジネスとして成り立てば、高レベルなビジネスモデル/社会貢献モデルとなる。

前述した僕の関心のある「平和」という概念は、友達の友達で世界全員を結びつけるを作ることだ。そのためにも、国際協力の活動によって生じる国際的な「つながり」は不可欠である。




最後らへんは疲れて乱雑になってしまったが、もっと国際協力は緩くてもいいと思っている。
友達が困っているから、寄付するぜ!とかコレした方がいいぜ!
くらいの感覚で全ての問題が解決出来れば理想だ。

とにかくあまりに複雑になりすぎずに、シンプルに問題を今後も考えていきたい。


東北関東大震災で、
クロアチアのデモ隊の黙祷
タイ スラム街の募金活動
アフガニスタン カンダハル市からの支援
台湾のチャリティ番組で40億円の義援金
アメリカ、中国、ロシア、EC、ニュージーランドなどなど117カ国・地域と29の国際機関(僕が持っている最新情報ではこれだけ)が支援表明をして頂いた。


何か単純に、嬉しかった。。。

困っている時に助け合い、助け合いに感謝しあい、感謝から友情が芽生える。
それをマクロだけでなく、ミクロでもやっていきたい。




最後の方は、ちょっとズレてしまったが、とにかく進めるプロジェクトを成功させたい。
ご支援、ご協力を是非お願いします。



石田言行

何かあればお気軽にご連絡ください!
ishidaian@gmail.com

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